中学受験 中高一貫校受験
福岡塾六本松
塾選びでいちばん大切にしてほしいこと
中高一貫校受験に向けて塾に通い始めたあと、
成績以前に、次のような変化が見られることがあります。
-
長時間の学習により、目の疲れや視力低下を訴える
-
集団授業についていけず、表情が暗くなる
-
勉強への意欲が少しずつ下がっていく
-
入学後に気が抜けたように、やる気を失ってしまう
もちろん、すべてのお子さまに起こるわけではありません。
また、集団塾そのものが悪いという話でもありません。
ただ私たちは、学力以前に、体調や心の状態が崩れてしまうことを、
塾選びの段階からできるだけ防ぎたいと考えています。
そのために、少しだけ立ち止まって考えていただきたいことがあります。
① なぜ「大手=安心」と感じてしまうのか
中高一貫校を目指すにあたり、
「大手だから安心そう」
「実績があるから間違いなさそう」
「友達も行きたがっている」
という理由で塾を選ばれるご家庭は、決して少なくありません。
こうした判断は、親としてとても自然なものです。
情報が多く、不安の大きい受験だからこそ、
実績や知名度のある塾に安心感を覚えるのは当然だと思います。
実際、大手の集団塾には、
長年のデータに基づいた教材や、
一定のペースで進むカリキュラム、
クラス分けによる刺激など、うまくはまれば大きく伸びる仕組みが整っています。
一方で、その環境は、すべてのお子さまに同じように合うわけではありません。
理解に時間がかかる子、その場で確認しながら進みたい子にとっては、
「安心そう」に見える環境が、知らないうちに大きな負担になっていることもあります。
親が感じる安心と、
子どもが学びやすい環境は、
必ずしも一致しません。
塾選びで本当に大切なのは、
「どの塾が有名か」ではなく、
「今のお子さまが、無理なく力を出せる学び方かどうか」。
その視点を持つだけで、
塾選びの基準は大きく変わってきます。
▶︎ つづきを読む
(集団塾が力を発揮する子/個別指導が合う子の違いについて)
② 集団塾が力を発揮する子も、確かにいます
ここまでお読みになって、
「では、集団塾は選ばないほうがよいのか」
そう感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
私たちは、決してそうは考えていません。
集団塾の環境が合い、
大きく力を伸ばしていくお子さまも、確かにいます。
たとえば、
-
授業のスピードを心地よく感じられる
-
一度の説明で大枠をつかめる
-
周囲の頑張りを前向きな刺激として受け取れる
-
多少の理解不足があっても、自分で後から調整できる
こうした特性を持つお子さまにとっては、
集団塾のカリキュラムや競争環境は、
非常に効果的に働くことがあります。
実際、当塾にも、
集団塾で上位クラスを維持し、
志望校に合格できる力を身につけたお子さまが在籍していたことがあります。
ただし、ここで一つ大切な点があります。
それは、
集団塾で力を発揮できるかどうかは、
能力の高さではなく、学び方との相性によるということです。
同じ教材、同じ授業を受けていても、
伸びる子と苦しくなる子がいるのは、
努力の差ではありません。
集団塾が合うお子さまにとっては、
それは「良い環境」になります。
一方で、合わないお子さまにとっては、
知らないうちに心や体に負担が蓄積してしまうこともあります。
だからこそ、
「集団か、個別か」という二択ではなく、
「この子にとって、今どの学び方が適しているか」
という視点で考えていただきたいのです。
③ でも、同じ環境で苦しくなる子もいます
集団塾と同じ教材、同じ授業を受けていても、
すべてのお子さまが同じように力を伸ばせるわけではありません。
むしろ、私たちがこれまで多く見てきたのは、
まじめで、頑張っているのに、少しずつ苦しくなっていく子です。
たとえば、
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授業のスピードについていけず、わからないまま先に進んでしまう
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質問したいことがあっても、タイミングを逃してしまう
-
周囲と比べて「自分はできていない」と感じる時間が増える
こうした状態が続くと、
最初は小さな違和感だったものが、
次第に心や体に表れてくることがあります。
-
授業後に強い疲れを感じる
-
勉強の話題を避けるようになる
-
「どうせやっても無理」という言葉が増える
これらは、
能力が足りないから起こるものではありません。
学び方が、その子に合っていなかっただけというケースがほとんどです。
特に、学校の集団授業ですでに不安を感じているお子さまが、
さらに速いペースの集団塾に通うと、
「わからない時間」を長く抱え続けることになります。
その結果、
成績以上に、
「勉強そのものへの自信」や
「やってみようという気持ち」が削られてしまうことがあります。
私たちが心配しているのは、
一時的な成績の上下ではありません。
中学に入ったあと、
『もう頑張らなくていいや』と気持ちが切れてしまうことです。
それは、
入学をゴールにして無理を重ねてしまった結果として、
決して珍しいことではありません。
だからこそ、
「今ついていけているか」だけでなく、
その学び方を、この先も続けられそうか
という視点を、塾選びの段階から持っていただきたいのです。
④ 塾が合わないとき、子どもに起こりやすい変化
塾が合っていない状態が続くと、
最初に表れるのは、成績の変化ではないことが多くあります。
多くの場合、
体調や気持ちの面に、先に小さなサインが出てきます。
たとえば、次のような変化です。
体調面で見られること
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目の疲れを強く訴えるようになる
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視力の低下や、頭痛・肩こりを感じやすくなる
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授業後に強い疲労感が残る
気持ち・精神面で見られること
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勉強の話題になると口数が減る
-
以前より表情が乏しくなる
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失敗を極端に怖がるようになる
-
「どうせ無理」「自分には向いていない」という言葉が増える
これらは、
「頑張りが足りない」から起こるものではありません。
また、親御さんの関わり方が原因というわけでもありません。
多くの場合、
学習の量や難度、進み方が、その子の今の状態と合っていない
ことによって生じています。
特に注意していただきたいのは、
「入学までは何とか踏ん張れてしまう」ケースです。
無理をしながらでも受験を乗り切り、
中学に入った途端に、
-
勉強への意欲が急に下がる
-
宿題に手がつかなくなる
-
以前のように頑張れなくなる
といった変化が現れることがあります。
これは、
能力が足りないからではありません。
入学前に、心と体を使い切ってしまった結果として起こることです。
私たちが大切にしたいのは、
合格だけで終わらない学びです。
中学に入ってからも、
「わかる」「やってみたい」という気持ちを持ち続けられること。
そのために、
今の学習環境が本当に合っているかを、
一度立ち止まって見直していただけたらと思います。
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お気軽にお問い合わせください。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
もし今、
「この学び方で本当に合っているのだろうか」
「今のままで、この先も続けられるだろうか」
そんな小さな迷いがあるなら、
それはとても大切なサインだと思います。
塾選びは、
早く決めることよりも、
合う学び方を見極めることのほうが大切です。
当塾では、
無理な勧誘や、
今すぐの入塾をおすすめすることはありません。
まずは、
今のお子さまの状況をお聞かせください。
集団が合う場合も、
別の学び方が合う場合も、
正直にお伝えします。
「相談だけでも大丈夫ですか?」
というご質問をよくいただきますが、
もちろん大丈夫です。
お子さまにとって、
この先の学びが苦しいものにならないように。
そのための一歩として、
どうぞ気軽にお問い合わせください。